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09月06日-05号

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  1. 仙北市議会 2013-09-06
    09月06日-05号


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    平成25年  9月 定例会          平成25年第5回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                  平成25年9月6日(金曜日)午前10時開議第1 議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定について第2 議案第99号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第100号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第101号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第102号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第6 議案第103号 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第7 議案第104号 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)第8 議案第106号 平成24年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第9 議案第107号 平成24年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第10 議案第108号 平成24年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第11 議案第109号 平成24年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第12 議案第110号 平成24年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第13 議案第111号 平成24年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について第14 議案第112号 平成24年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第15 議案第113号 平成24年度仙北市生保内財産区特別会計歳入歳出決算認定について第16 議案第114号 平成24年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第17 議案第115号 平成24年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第18 議案第116号 平成24年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第19 議案第117号 平成24年度仙北市病院事業会計決算認定について第20 議案第118号 平成24年度仙北市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について第21 議案第119号 平成24年度仙北市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について第22 請願第2号 刺巻沢川下流域の護岸工事に関する請願第23 閉会中の継続調査について第24 閉会中の継続審査について追加日程第1 報告第13号 健全化判断比率の報告について第2 報告第14号 資金不足比率の報告について第3 議案第120号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)第4 議案第121号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)第5 議案第122号 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)第6 議員提出議案第9号 意見書の提出について(地方税財源の充実確保を求める意見書)第7 議員提出議案第10号 意見書の提出について(土石流被災地区の復旧・復興に関する意見書)追加日程2第1 議案第123号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)---------------------------------------出席議員(21名)      1番 高橋 豪君       2番 熊谷一夫君      3番 門脇民夫君       4番 平岡裕子君      5番 狐崎捷琅君       6番 田口寿宜君      7番 阿部則比古君      8番 佐藤直樹君      9番 黒沢龍己君      10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君     13番 小林幸悦君      14番 伊藤邦彦君     15番 青柳宗五郎君     16番 八柳良太郎君     17番 田口喜義君      19番 高久昭二君     18番 藤原助一君      20番 稲田 修君     22番 佐藤峯夫君---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長      門脇光浩君     副市長     田邉浩之君  教育長     熊谷 徹君     総務部長    高橋俊一君  市民生活部長  羽川茂幸君     福祉保健部長  高藤久晴君  観光商工部長  佐藤 強君     農林部長    佐々木公雄君                    会計管理者  建設部長    金谷正美君             黒沢隆悦君                    兼会計課長  教育部長    田中宣男君     医療局長    藤村好正君                    総合産業  企業局長    新山敦晃君             高橋新子君                    研究所長  市民生活部次長           総務部次長兼          加古信夫君             大石誠亮君  危機管理監             田沢湖地域センター所長  総務部次長兼            総務部次長兼          高村省弘君             高橋昇治君  角館地域センター所長        西木地域センター所長  総務課長    運藤良克君     企画政策課長  平岡有介君  財政課長    冨岡 明君     管財課長    佐川昇平君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長  太田和彦君     書記      三浦清人君  書記      藤岡 純君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員は20名で会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 遅刻届は19番、高久昭二君であります。 広報及び報道関係者の撮影を許可いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。                             (午前10時00分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程協議のため議会運営委員会を開きますので、暫時休憩いたします。                             (午前10時00分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前10時27分)--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。 10番、小田嶋忠君。 ◆10番(小田嶋忠君) 本会議において議長から要請がありました議会運営委員会を、先ほど第1会議室において開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は7名全員であります。 佐藤議長には職務出席、また、青柳副議長には委員外議員として出席をいただき、オブザーバーとして熊谷議員が出席しております。 説明のための参与として、門脇市長、田邉副市長、高橋総務部長運藤総務課長平岡企画政策課長冨岡財政課長が出席しております。 書記には三浦参事、藤岡係長を任命し、職務のため、太田議会事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、慎重に協議した結果、市長より追加提案されている報告関係2件、補正予算関係3件及び意見書提出に係る議員提出議案2件を本日の議事日程に追加することを決定いたしました。 なお、議員提出議案2件のうち、第10号は、8月9日に発生した土石流災害地区の復旧・復興に関する意見書案であります。 災害対応については、会派代表者会議の発議により、各常任委員長の協力のもと、8月29日、常任委員会を休憩していただき、議員全員で現地確認を行っております。 9月4日に再度、会派代表者会議を開催し、復旧・復興のために、各省庁へ要望する意見書を提出することが決定されました。これを受けて議会運営委員会で意見書の案を作成しました。 内容は、1つ目、激甚災害の追加指定、2つ目は、土石流災害対策直轄工事の早期実施と予防体制の確立、3つ目は、生活再建支援策の実施の3点でありますので、よろしくお願いいたします。 また、会派代表者会議では、災害対応について、秋田県知事に対し、これまでのお礼と今後の復旧支援について要望活動するべきと決定されています。議会運営委員会では、これを受けて、要望活動の日時、メンバーを正副議長に一任することを確認しておりますので、報告いたします。 以上、議事運営には、よろしくお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) お諮りいたします。ただいま議会運営委員長報告のとおり、当局から報告2件、議案3件、議員提出議案2件、計7件を本日の日程に追加することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長報告のとおり、当局から報告2件、議案3件、議員提出議案2件、計7件を本日の日程に追加することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第98号~請願第2号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定についてから日程第22、請願第2号 刺巻沢川下流域の護岸工事に関する請願までの各案を一括して議題といたします。 各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員会副委員長、6番、田口寿宜君。 ◆6番(田口寿宜君) おはようございます。委員長が所用のためおくれておりますので、かわりに副委員長の私が報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 平成25年8月28日総務文教常任委員会に付託になりました議案につきまして、同月29日と9月2日の2日間、午前10時から、仙北市役所田沢湖庁舎3階第1会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、2日間とも7名全員であります。 説明のため参与として出席を求めた者は、門脇市長、田邉副市長、熊谷教育長、高橋総務部長、田中教育部長、黒沢会計管理者大石総務部次長田沢湖地域センター所長高村総務部次長角館地域センター所長高橋総務部次長西木地域センター所長、田口教育次長兼教育指導課長、運藤総務課長畠山教育総務課長冨岡財政課長平岡企画政策課長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、高階議会事務局係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案4件であります。 それでは、案件ごとに御報告いたします。 議案第106号 平成24年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について。 議案については、当局からは、この集中管理特別会計は、集合支払い収入の立てかえの会計であるので、44億2,805万6,062円で歳入歳出合計額は同額となり、残額はなしとなっている。 歳入1款のコピー代と印刷機の支払い収入である物品収入は、23年比8.4%の増で965万2,298円となっている。 2款の集合支払い収入では、人件費と物件費等の合計額で2.2%の減となっている。 このうち、1項1目1節の職員給与費の振替収入である人件費集合支払い収入については、一般職が16人減となっており、23年比2.9%の減で39億9,952万3,088円となっているとの説明がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第113号 平成24年度仙北市生保内財産区特別会計歳入歳出決算認定について。 議案については、当局から詳細な説明がありました。 委員からは、収入未済額659万2,739円について、今後回収の見通しは立っているのかとの質間がありました。 当局からは、内訳は旧高原スキー場関連、友情苑関係など、実質的には大部分が回収不能であり、不納欠損を視野に入れながら検討したいとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第114号 平成24年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について。 議案については、当局から詳細な説明がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第115号 平成24年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について。 議案については、当局から詳細な説明がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の御報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務文教常任副委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑を終わります。 これをもって総務文教常任副委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。9番、黒沢龍己君。 ◆9番(黒沢龍己君) おはようございます。 続きまして、市民福祉常任委員会の審査の報告を申し上げます。 平成25年8月28日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案につきまして、8月29日、同月30日並びに9月2日、いずれも午前10時より、仙北市田沢湖保健センター2階会議室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、8月29日は八柳副委員長、高橋委員、平岡委員、阿部委員、田口喜義委員、私の6名であります。藤原委員は欠席であります。 8月30日と9月2日は7名全員の出席であります。 説明のため参与として出席を求めた者は、門脇市長、宮川病院事業管理者羽川市民生活部長高藤福祉保健部長福祉事務所長、藤村医療局長、加古市民生活部次長兼危機管理監、雲雀市民生活部次長兼環境防災課長、伊藤福祉保健部次長子育て推進課長、佐藤市民課長、能美環境保全センター所長佐川由紀子神代診療所事務長佐川厚子長寿支援課長包括支援センター所長嶋村社会福祉課長、赤坂にしき園事務長、浦山保健課長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局藤岡係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案10件であります。 それでは案件ごとに報告いたします。 最初に、議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定についてを報告申し上げます。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、主な質疑応答は次のとおりです。 委員からは、この条例の中に目的と役割が出ていないのが不思議である。今後、施行規則により目的等を定める予定はあるのかの質問に、当局からは、運営に必要な事項については、この会議に諮って定めることになる。この条例が制定された後、仙北市独自の事業計画等を協議、検討するものであるとの答弁がありました。 本案については質疑の後、次の討論がありました。 初めに、反対討論です。 新たな子育て制度を平成27年度から始めるということであるが、条例としては目的や役割が明確でないので、本案には反対である。 次に、賛成討論です。 この条例でどういうことをするのか。子育て支援法によって仙北市の子育てと環境がどのように変わるのか、住民へわかりやすい周知が必要と考えられる。広報等を使いながら幅広く周知していただきたい要望を付して本案に賛成するとの討論がありました。 本案につきましては、採決の結果、賛成多数で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第99号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定について報告申し上げます。議案については、関係当局の詳細な説明がありました。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第100号 仙北市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について報告申し上げます。 議案については、関係当局の詳細な説明がありました。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第101号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。 議案については、関係当局の詳細な説明がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第103号 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について報告いたします。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、主な質疑応答は次のとおりであります。 委員からは、被保険者数の減少による予算の減額であると説明があったが、減少の理由は何かとの問いに、当局からは、人口減も大きな要因であるが社会保険の扶養になる方が非常に多かった。今は短期雇用でも社会保険に入る制度となっていることから、社会保険の扶養に逆に流れるケースがふえ、国民健康保険から外れる方が多くなってきているとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第104号 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)について報告申し上げます。 議案につきましては、関係当局の詳細な説明がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第110号 平成24年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について報告申し上げます。 議案につきましては、関係当局の詳細な説明に続き、主な質疑は次に要約されます。 国保税の収入未済額が4億1,000万円を超え、高額となっていることから、今後の税の徴収体制についての質疑が集中し、当局からは、徴収嘱託員についても9月から新たに1名増員し3名とした。確かに強制執行をすれば一時的には徴収率が上がるが、その方は、また新たな滞納が発生してしまうため、なかなかよいアイデアがない。人と人が向き合いながら話し合い、少しずつ集めるしかない状況である。また、滞納者であっても、まずは現年度分を納めていただくように努力をしている。税の徴収体制については専門組織を立ち上げる時期に来ているかもしれないとの答弁がありました。 本案については、質疑後、次の反対討論がありました。 高齢化が進み、後期高齢者医療保険制度へと移行する中で国保の被保険者は減少し、保険料の減少も著しい。平成24年度は米価の値上がりもあり農家所得は少し上がったが、景気の低迷で雇用の場がないことや低賃金で所得の伸びがなかったことも未納者のあらわれでもある。昨年はインフルエンザの影響もあり、医療機関への支払いの額も大幅に見て予算内にとどまり、翌年に繰り越す額を2億8,969万5,000円としたが、平成23年度の比較では、これは税率を上げたための繰越額だと思われる。その結果を受けて、平成25年度、税の軽減へはつながらないと判断するもので、本案の認定には反対である。 本案につきましては、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第111号 平成24年度仙北市後期高齢者医療特別会計議歳出決算認定について報告いたします。 議案につきましては、関係当局の詳細な説明がありました。 本案については、質疑の後、次の反対討論がありました。 後期高齢者医療制度は、少ない年金から保険料が天引きとなり、対象者は悲鳴を上げている。均等割や所得割が上がる中で国民年金の受け取り額が引き下げられ、対象の方はますます苦しい生活を強いられている。また、連合会決算の翌年度への繰越金も相当な額になっていることと予想されるが、被保険者への配慮がないので、本案の認定には反対である。 本案については、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第104号平成24年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について報告申し上げます。 議案につきましては、関係当局の詳細な説明がありました。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第117号 平成24年度仙北市病院事業会計決算認定について報告申し上げます。 議案につきましては、関係当局の詳細な説明に続き、質疑については、医療局のあり方、病院事業管理者の責務について質疑が集中し、当局からは、仙北市の医療環境を総合プロデュースする必要性があるため医療局を設置し、管理者の考えている地域医療のあり方を具現化するため政策的機能を発揮し、横断的な役割を担うのが医療局である。 また、全国的には医師確保が難しい状況であるが、さまざまな方面に出向き医師の招聘に全力を尽くしている。東北への招聘は厳しいものがあるが、今後も粘り強く交渉していきたい。 病院経営については、医師の確保もそうであるが、田沢湖病院の障害者病床のあり方、救急体制、施設基準などを検討し、診療報酬を上げる対策を急がなくてはいけないとの答弁がありました。 本案については、質疑の後、次の反対討論がありました。 病院事業会計のうち医療局の決算では、流動資産の現金預金がマイナス表記になっていることは、代表監査委員からも適切ではないとの答弁があった。病院事業会計としては問題はないが、議会に提出される決算書であり、実際の残高と違うと受け取られるような表記ならば、不認定にせざるを得ない。来年度に向けて改善策を取っていただきたい意見を付して認定には反対である。 本案につきましては、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。5番。 ◆5番(狐崎捷琅君) 議案第117号に対して、次のような議論がなかったかを質問いたします。 宮川医師が休んでいるときは、副管理者が管理することになるわけですね。この副管理者は仙北市立病院の副院長の後藤医師なわけですね。もし仙北市立病院長が医師招聘の話を持ってきたとするならば、副管理者の後藤医師に伺いを立てることになるんですが、その場合は果たしてスムーズにいくのだろうかどうかというような、そういう話し合いというのはあるいはなかったものだろうかということを質問いたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) ただいまの5番の質問にお答えします。 今5番が申し上げたとおり管理者の宮川先生がけがで出席していないということで、確かに副院長である後藤医師が副管理者として代行していると。それで、今いろんな課題のある中で、この前、宮川先生の言葉では、私の今出席できない間は後藤副院長が管理者代行として一生懸命医師の招聘、そして委員会の8月30日のそのときには管理者のかわりに東京のほうへ医師の招聘に後藤副管理者も今出張しているという話は聞きましたが、具体的な今狐崎議員が言ったような話の中身のことは、委員の中からは話は出ませんでした。
    ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。12番。 ◆12番(安藤武君) 私も今の議案第117号の病院会計の中の医療局について伺います。 委員長から医療局のあり方、それから会計のあり方について説明をいただきましたけれども、この医療局の会計は病院側からいただいてやっているという中身なんですけれども、これ、病院側の考え方、あるいは医療局側の考え方、この2つのところのその委員会ではそういうその考え方を伺ったその経緯はないかということと、もう一つは、宮川管理者も出席されているようですけれども、この体調を含めた今後の管理者のあり方みたいなそういうその議論がなかったのかと、まずこの2つ伺います。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) ただいま12番の質問にお答えします。 医療局の考え方として先ほど総合的なプロデュースの中で市長の答弁もありましたので、この医療局は平成22年に設立して、機能そのものが今本当に示しているかといえば、やはりそこにはまだまだ問題点はある。しかしながら、この医療局をつくったことによって横断的に経費削減等が徐々に図られているという当局、市長の答弁がありました。 あと、宮川管理者の不在について、今回はいわゆる2月のけがから本当に委員会に初めて出席していただいたような形で、各委員からもかなり厳しい質疑がありました。その中で宮川先生も非常に自分も重苦しい、復帰できないことに対して反省の面をたくさん述べられた中で、最終的にこの医療局の今後、自分の携わる立ち位置として将来的にこのまま長引くようであれば、自分もやはり身をどうするかという結論を近いうちに出したいという宮川先生本人からそういう言葉を聞きました。あと宮川先生、そのことには非常に自分でもつらい立場の言葉を述べられていましたので、委員からはそれに対して厳しい質問に対してのもっと突っ込んだ答弁を求める委員はありませんでした。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 12番。 ◆12番(安藤武君) 最初のそのことについては、会計のあり方でございますけれども、これはいずれにしても病院、赤字経営の中の病院からいただくというそういうその中身なので、これはやっぱり病院側が、いや、もうそれは出しても大丈夫だということによるものだというふうに判断はするんですけれども、実際、医療局もつらい立場にあるというふうに感じるわけですけれども、その辺のやり取りは全然なかったのかということ。 それからもう一つは、宮川管理者が、今、委員長が申し上げたような、非常にそういう意味ではつらい思いをしているということでありますし、委員のほうからはそのことに対して恐らくどういうことなんでしょうか、いずれ頑張ってやってくれとか、そういうような雰囲気の中で進めたのではないかなというふうに察するんですけれども、その辺はどういうものでしたか。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) 最初の質問にお答えします。 その医療局会計のあり方については、やはり今、医療局の決算を見ると、先ほど報告したように現金預金が5,500何がしがあるということは貸借対照表上おかしいということで、お金の出し入れは角館総合病院が80%、田沢湖病院が20%、そういうお互いにお金を医療局に負担をして、そして運営をしているということで、医療局はお金を生むところではないと言えば変だけれども、医療局は資本そのものはないので、お互いの今の角館総合病院と田沢湖病院で負担をしているということで、それで今の決算の中で代表監査委員にも指摘を受けたということについては、最終的に県に届ける報告書は田沢湖病院、角館総合病院、医療局、一本で決算報告するので、今まで平成22年からそのことについては県にも指摘はなかったと。そのために去年もことしもこのような形の決算書が提出されたので、先ほど言ったように来年度からは見直すということの話は聞きました。 あと、宮川先生のことについて、委員の方々からは先ほど言ったようにかなり厳しい質問、そして宮川先生の何ていうかな最終的な処遇というかな、そういう面でもかなり厳しい質問は出されました。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 質疑を終わります。 これをもって市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。 それでは、私のほうから産業建設常任委員会の報告を申し上げます。 平成25年8月28日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、8月29日、30日の2日間、それぞれ午前10時から、田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告をいたします。 出席委員は、2日間とも熊谷副委員長、門脇委員、佐藤直樹委員、安藤委員、青柳委員、稲田委員と私の7名全員であります。 説明のため参与として出席を求めた者は、門脇市長、田邉副市長、佐々木農林部長、後藤農林部次長兼農山村活性課長、高橋総合産業研究所長、佐藤観光商工部長、草なぎ観光課長、黒澤商工課長、金谷建設部長、武藤建設部次長兼建設課長、高橋建設部次長兼下水道課長、簗田都市整備課長、新山企業局長、高橋企業局次長兼業務課長、山田工務課長、田口農業委員会事務局長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局堀川主任を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案6件と請願1件であります。 それでは、案件ごとに御報告いたします。 議案第107号 平成24年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。 議案について、関係当局より詳細な説明を受けました。特に、分担金及び負担金の不納欠損額が多くなっていることから、より丁寧な説明を受けておりますので、概要を御報告いたします。 制度上、負担金を納めていなくても下水道の利用は可能であり、公平性の観点から分担金及び負担金を債権として残していたものである。債権は5年時効により消滅する。5年を経過してから納付することは違法となるため、法律に従って不納欠損とさせていただいた。 なお、時効理由としては、生活困窮、行方不明、死亡、接続拒否等である。 徴収にあたっては、これまで以上に努力したいとの説明がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第108号 平成24年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、主に次の点について質疑が出されております。 1点目として、今ある農業集落排水処理施設が老朽化した場合の将来的な方向性について、2点目として、田沢地区農業集落排水の加入率向上に向けた取り組みについて、3点目として、収支バランスを考えた今後の支出についてであります。 これらの質疑に対し、当局からの答弁は、次のように要約されます。 農業集落排水施設については、長寿命化のために機能診断調査を実施する予定である。老朽施設は補助事業を活用しながら、計画的に改修することとしている。 急激な人口減少に伴い、加入率が上がっても処理人口の減少が課題となる場合もある。このため、県内では県の流域下水道に接合している事例もある。今後は、費用対効果を検証しながら、農業集落排水事業の中での統合の可能性も視野に入れ、検討してまいりたい。 田沢地区の水洗化率は、平成24年度末において45.5%で、水洗化率向上に向け、いろいろな取り組みを行っている。その取り組みの一つに、10万円を交付するリフォーム促進事業があり、この事業により水洗化率も伸びていると考えている。この事業を活用した方のうち、下水道へつないだ方が約36%となっており、今後も粘り強く水洗化率の向上に向け取り組んでまいりたい。 下水道事業全体にわたるが、収入に対し支出の割合が高く、その分を一般会計からの繰り入れでお願いしている状況である。建設費用と維持管理費の全部を使用料で賄うことは不可能であり、維持管理費だけでも使用料で賄えるようにするため、この10月から料金改定をお願いした。平成27年度から4年をかけ、平成30年度をめどに1立方メートルあたり150円にする方向で進めることにより、維持管理費の9割程度を賄える予定である。しかし、使用料で事業を賄うことは難しく、当面、これまで同様の形態で運営する必要がある、との答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第109号 平成24年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第116号 平成24年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第118号 平成24年度仙北市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、温泉掘削に向けた取り組み状況について質疑が出されております。 質疑に対し当局からは、次のような答弁がありました。 4月の乳頭温泉郷組合の交渉の際には、すぐにでも決まるような印象を受けた。その後6月に入り、覚書の内容訂正の要望を受け入れ、組合の総意として了承の回答を得られるはずが、当初の雰囲気とは異なり、組合総意としての判断が難しいとされた。このため、組合からの要望により、個人折衝を行ってきたが、モニタリングを認めることは、掘削を認めることとなり、リスクが大きすぎるとして、はっきりと無理だとは言わないが、よいとも言ってもらえない状況である。 今後は、再度組合全体と話し合いをして、同意されないことを明確にした上で県へ状況を報告し、さらには顧問弁護士と相談をして進めていくこととしているとの答弁がありました。 さらに、委員からは、いつ結論を出すのかとの質疑があり、組合では月1回の会議を開催しており、9月の会議に市長と出席したいと考えているとの答弁がありました。 討論では、賛成の立場から、温泉の確保は観光にかかわる大事なことであるため、積極的な交渉を期待するとの討論がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第119号 平成24年度仙北市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 請願第2号 刺巻沢川下流域の護岸工事に関する請願。 本請願につきましては、現地を確認した上で地域住民の安全・安心を最優先とし、採択すべきものと決定いたしました。 委員からは、国道を横断することから、関係機関への要請を図りながら、一刻も早く解消に努めていただきたいとする意見も出されております。 以上をもちまして、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑を終わります。 これをもって産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、予算常任委員長の報告を求めます。17番、田口喜義君。 ◆17番(田口喜義君) おはようございます。 それでは、私からの報告となりますが、議員各位には、審査の経過及び結果については御承知のことと思いますが、改めて要点のみを御報告させていただきます。 8月28日の本会議におきまして予算常任委員会に付託されました議案第102号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第8号)につきましては、同日及び9月4日の2日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室におきまして予算常任委員会を開催いたしております。 出席委員は、8月28日が19名、9月4日は20名全員であります。 佐藤議長には、職務出席をいただいております。 説明のための出席を求めた参与は、門脇市長、田邉副市長、熊谷教育長、高橋総務部長羽川市民生活部長、加古危機管理監、高藤福祉保健部長、佐藤観光商工部長、佐々木農林部長、高橋総合産業研究所長、金谷建設部長、黒沢会計管理者、田中教育部長、藤村医療局長、新山企業局長、大石田沢湖地域センター所長、高村角館地域センター所長、高橋西木地域センター所長、後藤農林部次長、運藤総務課長冨岡財政課長平岡企画政策課長、ほか関係職員でありました。 会議の書記には、議会事務局の三浦参事、高階係長、藤岡係長、堀川主任を任命し、職務のために太田議会事務局長が出席をいたしております。 8月28日には、議案質疑の後に総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本予算委員会の各分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査をすることを決定いたしました。 各分科会の審査は、8月29日から9月2日までの3日間であります。よって、審査の期間は、分科会審査も含め5日間であります。 9月4日には各分科会の審査報告、分科会報告に対する質疑、会派質疑の後、討論・採決を行っております。 それでは審査結果を報告いたします。 審査の過程で2件の修正案が出されました。いずれの修正案も賛成多数により、可とすべきものと決定し、予算常任委員会としての修正案を議長宛てに提出をいたしております。この修正部分以外の原案については、賛成多数により、可とすべきものと決定をいたしました。 初めに、修正案の審査経過から報告いたします。 1件目は、産業建設分科会が所管する7款商工費に係る修正案であります。 これは、熊谷委員外6名、産業建設分科会の委員から提案されたものであります。 内容は、アルパこまくさの施設修理のため、修理工事の期間中、営業ができなくなることに対する休業補償の経費を削減するものであります。 理由は、1つ目として、アルパこまくさの修繕料は当初予算に計上されているが、工期や業務への影響などの詳細を十分に精査されていないままの今回の補正計上であること。2つ目に、指定管理の契約条項には休業補償という項目がないこと。3つ目に、指定管理されているアルパこまくさ以外の施設への波及効果が大きいこと。4つ目に、指定管理を受けている第三セクターの社長たる市長が休業補償を請求し、同じ市長がこれを支出することは、たとえ違法でないまでも好ましくない。以上の理由から、休業補償としての38万7,000円の補正は妥当性に欠け、係る経費を削除して予備費へ組み替えるという修正案であります。 本修正案は、採決の結果、賛成多数により、可とすべきものと決しております。 もう1件は、総務文教分科会が所管する2款総務費に係る修正案で、小田嶋委員外2名からの提案であります。 内容は、クニマス未来館を建設する予定地の地質を調査するための委託費用を削除するものです。 理由は、1つ目として、これまでクニマスや田沢湖の歴史資料を展示している山の幸資料館や田沢湖郷土史料館とクニマス未来館の施設の役割と目的に対し、今後の利活用、方針などの全体構想が明示されていないこと。2つ目に、既存施設を有効活用することが維持管理においても効率的であること。3つ目に、田沢湖再生のためにクニマスを核とした関連事業は必要であるが、水質の改善、鳴き砂の復活、湖畔の環境整備・改善等に対する具体的将来像が描かれていないことでありました。以上の理由から、現段階で建設予定地に建設することは時期尚早として、地質調査のための経費5万3,000円を削除して、予備費へ組み替えるという修正案であります。 本修正案も採決の結果、賛成多数により、可とすべきものと決しております。 次に、各分科会審査の過程での主な質疑応答や意見等を報告いたします。 初めに、総務文教分科会関係であります。 審査報告では、次の意見が報告されました。 各小・中学校において理科教育のための備品の整備は、計画的にしっかりと整備することであります。 次に、市民福祉分科会関係であります。 審査報告のうち、主な質疑応答としては、次の3点に要約されます。 1つ目には、LED照明導入スケジュールについて、町内会等で管理している街灯は、来年の7月で取付工事を完了し、8月から使用できるようにしたい。 西明寺小学校の通学路の街灯新設は、PTAや学校等の連名で要望されたものである。他の通学路にも要望があった場合には、関係者と協議しながら対応したい。 2つ目に、子ども・子育て支援事業について。 子育てニーズを把握するためにアンケート調査を予定している。対象は、母子手帳交付者や就学前児童として約2,300件を見込んでいる。その結果を電算処理により集計、分析を行い、仕事と子育ての両立につながる事業計画としてまとめたい。 3点目は、認可保育園の食材の放射能検査について。 食材の放射能検査は、6月までは県が月に1回のペースで行っていましたが、7月からは市が独自で月に3回の測定を始めたので、県の測定と合わせて月4回実施されているということであります。 次に、産業建設分科会関係であります。 審査報告のうち、主な質疑応答としては、1点目として、道路の除雪に伴う住宅入口の対策について。 除雪車の排土板には、横から雪がはみ出されない構造のものもあり、高速道路や自動車専用道路等では非常に有効である。旧角館町でこの排土板を使用したことがあったが、住宅密集地では、使い勝手が悪かったと記憶している。最近では、住宅密集地にも効果的なものが開発されているとは思うが、導入については地域の実情を考慮しながら検討したい。 2点目は、耐用年数が経過した市営住宅について。 田中住宅、玉川住宅、武蔵野住宅は、築後40年以上経過している。これらの住宅の家賃が低額なことから、入居者は、なかなか新しい住宅に転居していただけない実情であります。施設への入居等により市営住宅から転居された場合には、早急に解体する方向である。こうした事情により大規模な修繕はできないまでも、最低限の屋根の葺きかえなど、その都度、修繕をして対応しているとのことでありました。 以上で、予算常任委員会の審査の経過と結果について御報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 予算常任委員会の委員長の報告を終わりますが、議長を除く議員全員による委員会ですので、質疑は省略いたします。 これをもって予算常任委員長の報告を終わります。 以上をもって各常任委員長の報告を終わりました。 11時35分まで休憩いたします。                             (午前11時21分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時35分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) これより討論を行います。 日程第1、議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定についての討論を行います。 通告により、発言を許します。2番、熊谷一夫君。 ◆2番(熊谷一夫君) 議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定について、反対の立場から討論をさせていただきます。 議案質疑の場でも、市の条例は市民の誰が見てもわかりやすく、理解できるものであるべきと訴えさせていただきました。市長からも同感です、検討させていただきますとの答弁をいただきました。 しかし、担当部長からは、他市でも同様の本文である旨の答弁であり、変更の意思はないものと感じました。 再度、本条例を読んでみますと、設置、第1条、子ども・子育て支援法第77条第1項の規定に基づき、仙北市子ども・子育て会議を置く。所掌事務、第2条、子育て会議は次に掲げる事務を処理する。(1)法第77条第1項各号に規定する事務を処理することと規定されております。そして、このとおりに子ども・子育て支援法第77条第1項各号をひもときますと、1、特定教育・保育施設の利用定員の設定に関し、第31条第2項に規定する事項を処理すること。2、特定地域型保育事業の利用定員の設定に関し、第43条第3項に規定する事項を処理すること。3、市町村子ども・子育て支援事業計画に関し、第61条第7項に規定する事項を処理すること。4、当該市町村における子ども・子育て支援に関する施策の総合的な推進に関し、必要な事項及び当該施策の実施状況を調査、審議することとなっております。 ほとんどの方がわからないと思います。市の条例は、市民が市政に主体的な参加を果たし、未来の子供たちに夢と希望の持てる市民主役の条例であるべきであります。国の法律は法令により遵守しなければならないものですから、この文でいいでしょうが、今後、国から県、そして市へと権限移譲により本市で制定する条例がふえてまいります。そのときに幼児教育の重要な子ども・子育て会議条例は、市民にわかりやすく、誰もが理解できる表現にすることが自治条例の基本ではないでしょうか。本条例は、仙北市民のものであり、市民の理解の上に成り立つものだと思います。 昨年3月議会でまちづくり基本条例を制定するときに、翠巒会とともに全国で最初に自治基本条例を制定した茨城県小美玉市を研修視察いたしました。そのことを踏まえて、まちづくり条例より市が定める最高規範である自治基本条例を制定することが先ではないかと、後づけでもいいので自治基本条例を制定していただきたいと荒木田議員とともに訴えました。その折、よく検討し、そのようにしたいと思いますとの答弁でした。あれから1年半が経ちましたが、市民、議会、行政の三者で自治基本条例へ向けての話し合いが1回でもなされた事実はございません。これが我が仙北市の実態であります。一人でも多くの市民の立場に立ち、親切でわかりやすい表現で、しかも、若い子育て世代に仙北市の子ども・子育て会議は、この条例に基づいて、こういうことを会議するんですよと具体的に市民の親しみやすい条例に変える意味は、これからの仙北市において大変重要であると思います。 今回この条例を可決した後に改正するという選択肢もどうかという助言もいただきましたが、自治基本条例の例もありますので、いつ改正されるかわかりません。信用できません。したがって、今回、仙北市の条例として極めて不親切で不明瞭な、また、目的感のない仙北市子ども・子育て会議条例に反対するものであります。 議会の皆様には、今後の仙北市の条例のあり方等をお考えの上、御明察なる御判断をいただきたいことを節に願って反対討論とさせていただきます。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 2番、熊谷一夫君の討論を終わります。 日程第2、議案第99号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定についてから日程第11、議案第109号 平成24年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案の討論を一括して行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 日程第12、議案第110号 平成24年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 通告により発言を許します。19番、高久昭二君。 ◆19番(高久昭二君) おはようございます。 それでは、平成24年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から一言討論をさせていただきます。 この決算書を皆様、十分御覧になっておられるとわかると思うのですが、歳入の関係でも不納欠損が3,524万9,181円、さらに収入未済額、いわゆる滞納額は4億1,187万7,868円にものぼっておるわけです。納めなければ悪いと言ってしまえばそれまでなのですが、それだけやっぱり負担が大きく納めきれていないと、国保世帯がですよ、そういう方々がふえておるんじゃないでしょうか。高齢者を含め、年金生活、自営業者も零細業者、農家も非常に厳しい農業生活を余儀なくされているという反面、歳出を御覧になればおわかりのとおり、逆にですね今回の主な医療費、つまり保険給付費、その中での療養諸費等も見ますと1億2,371万9,900円の不用額が出ておるわけです。これは当然、この決算は最終末に行うわけだけれども、期別ごとに当然その9月に至る前に6月出納閉鎖、またはその前に3月とか12月とか期別ごとにですよ、どういう医療費の使い方の動向、ふえるか減るか、または同じような流れていくか、担当者であればわかるはずです。そうすれば、おのずとこんなにやはり過大見積りに値するような不用額が出るようであれば、やはり少しこれは抑えなければならないとか、いろいろな調査ができるわけでございます。そういうふうな形でもって、何もしないで結果的に実質収支額、黒字額が2億8,969万5,000円の黒字が出ておるわけです。これだけの黒字があるとすれば、さっき言った医療費もかかり増しになっておらないと、逆に見込みよりも少なかったと、そういう実態からして、少しでもこれは引き下げが可能なわけですよね。国保税を少しでも、世帯の軽減、負担を緩和するということがこの数字からも明らかなわけでありますが、それをなさらない今回の平成24年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、私は反対をするものであります。 以上をもって討論を終わらせていただきます。 ○議長(佐藤峯夫君) 19番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第13、議案第111号 平成24年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 通告により、発言を許します。19番、高久昭二君。 ◆19番(高久昭二君) 平成24年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、一言反対の立場で討論させていただきます。 この決算書でもおわかりのとおり、歳入の中に占めます後期高齢者、つまり75歳以上の方は、これは全員が強制加入でありますけれども、今の日本の法律からすればですね。その中で不納欠損、収入未済額も出ておるわけです。一般的にはおわかりのとおり、年金を75歳以上であれば普通はいただいておるわけですね。そうすれば、特別徴収として年金から天引なさるわけですね。それは強制的にするわけですよ、国のほうで。ですから、黙っていても年金から引かれるのだけれども、中には無年金者も幾らかおるんですよ、残念ながら。年金をもらえない方が、いろいろな事情で。それから、普通徴収なさっている方もいるんです、いろいろな諸般の事情で。そういう方々の75歳となれば、特別な会社の社長とか高額所得者とか財産家とか資産家であれば別ですけれども、普通は非常に厳しい生活をやはり余儀なくされていると、そういう国の根幹にかかわるこの保険医療制度が問題があるということは、前々からこれは指摘されており、医療機関でさえもそういうふうにして言っておるわけです。ですから、そういうふうなことのやはり廃止に向けた運動も、当然市、そして我々議会もしなければならないわけでありますし、先ほど言った実態からしまして納めきれていないと、または不納欠損、つまり取れなくなってしまっていると、そういう方も角館地区にもおられますので、そういう方々からでさえも、年金がない方々からでさえも取るということは、余りにも理不尽なやっぱり方法じゃないかと思いますので、そういうことを今後改めるためにも、私は平成24年度仙北市後期高齢者医療者特別会計歳入歳出決算認定については、反対するものであります。 以上をもって討論を終わらせていただきます。 ○議長(佐藤峯夫君) 19番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第14、議案第112号 平成24年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第18、議案第116号 平成24年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案の討論を一括して行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 日程第19、議案第117号 平成24年度仙北市病院事業会計決算認定についての討論を行います。 通告により発言を許します。1番、高橋豪君。 ◆1番(高橋豪君) おつかれさまです。 会派仁政クラブを代表いたしまして、議案第117号 平成24年度仙北市病院事業会計決算認定についての議案について、不認定の立場から討論を行いますが、まずもってこのたびの大雨による土石流災害においてお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました多くの方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。 また、不眠不休で捜索、復旧作業に御尽力くださいました自衛隊の方々、警察、消防、仙北市消防団、そして市長初め当局の皆様、ほか多くの関係者の方々に心から敬意を表します。 一日も早く被災された方々が安心した元の生活を取り戻せるよう願ってやみません。 さて、平成24年度の病院事業会計決算について、このたび不認定とする一番の理由といたしましては、皆様、病院事業会計決算書の14ページを御覧いただければ一目瞭然でございますけれども、医療局の貸借対照表のうち、資産の部、現金預金につきましての決算数値がマイナス5,563万3,120円とされているところにあります。 本来、貸借対照表とは、企業のある一定時点においての財務状態、すなわち資産、負債、資本の調達源や運用形態をありのままにあらわすものであり、損益計算書と並んで極めて重要な財務諸表でございます。 今回の病院決算の場合においては、平成25年3月31日の年度末現在の資産残高及び負債残高、また、資本剰余金、繰越欠損金等の残高が正確に記されている必要があるはずではございますけれども、ただいま申し上げましたとおり、医療局の貸借対照表のうち現金預金がゼロ以下のマイナス5,563万3,120円と、実際にはあり得ない数値が記載されております。 先日まで開催されました市民福祉常任委員会の質疑においてわかったこととしては、3月31日現在での医療局の現金残高はマイナス5,563万3,120円ではなく、ゼロであったということ。それから、医療局に対する資金は角館病院、それから田沢湖病院がそれぞれ8対2の割合で拠出していることでありました。このことからすると、実際には資金提供されながらも医療局の決算においては、各病院から受け取った資金についての仕訳処理がされずに、そのことが反映されておらず、また一方では、角館・田沢湖両病院の決算においても医療局に拠出した資金が反映されていない、つまりは各3部門とも実際の数値と異なる決算書となっていることになります。 私が考えるには、本来であれば角館・田沢湖両病院が資金を拠出した段階で各病院は支払い手数料等の費用勘定でその資金の流れを処理し、また、医療局は受け取った段階で受け取り手数料等、企業でいうと売り上げの部分にそれが計上されるのが自然でありますし、また、そうした処理をした場合は今回の決算書とは異なり、損益計算書において医療局部門の赤字はなくなりますが、その分、8対2の割合で両病院へつけ変わるという結果になります。これにより貸借対照表における医療局の現金がマイナス表記という実際と異なる結果も解消され、それと同時に角館・田沢湖両病院とも同様に正しい数値が反映されます。 また、医療局の資金管理を角館病院が主に扱っているものとすれば、決算書のうち、貸借対照表を角館病院と医療局を一本化した上で損益計算書についてはそのまま部門別に分けて作成するという手法もあります。こうしたことを今後の改善のためにも提案するものであります。 当局においては、決算書全体については、県や国に報告する際は、2つの病院と医療局を連結した決算書を提出しているので合算した数値については正確であるという説明もございましたが、今回の医療局の決算処理を初めとした各部門の処理については適切ではなかったとし、今申し上げました処理方法等において今後改善したいという答弁もありました。 また、市民福祉常任委員会では、代表監査委員に対してもこのことを確認したところ、代表監査委員からは、資産勘定のマイナス表記については適切ではないとのお話もちょうだいしております。 このようなことから、私は病院事業会計決算において、角館・田沢湖病院及び医療局の3つの部門を連結した際には数値が正確であることは当然ではございますが、やはりこうして市議会に正式に提出されている決算書でありますので、各部門ごとの決算書も正確な数値が記載されたものでなければ、正しく経営状態を把握することができないものと考えます。今後は改善していくという当局からのお話もありましたが、あくまで平成24年度の決算では、各部門ごとの数値は正確でなかったということは事実であり、そのことについて当局や代表監査委員もこの表記の仕方が適切ではなかったと認めているものでありますから、この後の改善を強く求めるものとし、本議案については不認定とさせていただきます。 以上をもって討論を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 1番、高橋豪君の討論を終わります。 日程第20、議案第118号 平成24年度仙北市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定についてから日程第22、平成25年請願第2号 刺巻沢川下流域の護岸工事に関する請願までの各案の討論を一括して行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 これをもって、全ての討論を終わります。 13時まで休憩いたします。                             (午前11時56分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) これより採決を行います。 日程第1、議案第98号 仙北市子ども・子育て会議条例制定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長報告は原案を可とするものです。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第2、議案第99号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定についてから日程第4、議案第101号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する各委員長の報告は原案を可とするものです。 お諮りいたします。以上の各案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第5、議案第102号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。 採決の前に暫時休憩いたします。                              (午後1時01分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時02分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 本案については、予算常任委員長報告のとおり、修正案が提出されております。したがって、初めに予算常任委員会の修正案について採決を行います。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長報告は修正案を可とするものです。よって、本修正案は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、本修正案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、ただいま議決した部分を除く原案の部分について採決いたします。 お諮りいたします。修正議決した部分を除く原案についての委員長報告は原案を可とするものです。委員長報告のとおり修正議決した部分を除く原案について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第6、議案第103号 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)及び日程第7、議案第104号 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)の各案を採決をいたします。 以上の各案に対する各委員長報告は原案を可とするものです。 お諮りいたします。以上の各案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第8、議案第106号 平成24年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第11、議案第109号 平成24年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する各委員長の報告は原案を認定するものです。以上の各案は各委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり認定されました。 日程第12、議案第110号 平成24年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案を認定するものです。本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。 日程第13、議案第111号 平成24年度仙北市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案を認定するものです。本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。 日程第14、議案第112号 平成24年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてから日程第18、議案第116号 平成24年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する各委員長の報告は原案を認定するものです。 以上の各案は各委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり認定をされました。 日程第19、議案第117号 平成24年度仙北市病院事業会計決算認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案を認定するものです。本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立少数であります。よって、本案は不認定と決定されました。 日程第20、議案第118号 平成24年度仙北市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について及び日程第21、議案第119号 平成24年度水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての各案を採決いたします。 以上の各案に対する委員長の報告は原案を認定とするものです。 以上の各案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり認定されました。 日程第22、平成25年請願第2号 刺巻沢川下流域の護岸工事に関する請願を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択です。 お諮りいたします。本請願は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。                              (午後1時09分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時09分)--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(佐藤峯夫君) 日程第23、閉会中の継続調査についてを議題といたします。 議会運営委員長からお手元に配付いたしております調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査について ○議長(佐藤峯夫君) 日程第24、閉会中の継続審査についてを議題といたします。 決算常任委員長からお手元に配付いたしております審査事項について、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。決算常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、決算常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △報告第13号~報告第14号の報告 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第1、報告第13号 健全化判断比率の報告について及び追加日程第2、報告第14号 資金不足比率の報告についての報告を求めます。高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 本定例会へ追加させていただいた議案のうち、報告の2件につきましては、平成21年4月1日より全面施行となっております地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づくものでございます。これにより、地方公共団体は毎年度、実質的な将来負担等に係る指標と公営企業ごとの資金不足率を議会に報告し公表することとされております。これに基づくものでございます。 初めに、議案綴りの3ページをお開き願います。 報告第13号でございます。 健全化判断比率について、御報告申し上げます。 平成24年度決算に基づく健全化判断比率について。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、別紙監査委員の意見を付してこれを報告するものでございます。 下の表を御覧ください。 健全化判断比率の指標には4つの指標がございます。 このうち、実質赤字比率につきましては、昨年度に引き続き実質収支が黒字となっているため、比率が表示されておりません。 また、連結実質赤字比率につきましても特別会計、企業会計を含めた比率につきまして、昨年度同様、実質収支等が黒字となっておりますので、利率は表示されておりません。 実質公債費比率につきましては16.5%となっており、前年度の17.9%から1.4ポイント改善されております。その主な要因としましては、算式の分母となる標準財政規模が減少しておりますが、分子となる市債償還金が大幅に減少していることによるものでございます。 将来負担比率につきましては110.9%となり、前年度の119.0%を8.1ポイント下回っております。その要因としては、主に市債現在高の減少によるものでございます。 続きまして、次ページをお開き願います。 報告第14号の資金不足比率について御報告申し上げます。 平成24年度決算に基づく資金不足比率について。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、別紙監査委員の意見を付してこれを報告するものでございます。 平成24年度決算における資金不足比率につきましては、病院事業会計において1.5%の資金不足を生じております。その要因としては、角館総合病院では資金不足は生じておりませんが、田沢湖病院及び医療局の差し引き剰余赤字額がふえたことによりまして、病院事業会計全体で資金不足比率が生じたものでございます。 なお、経営健全化基準は20%となっているものでございます。 報告第13号、報告第14号の積算基礎数値の算出方法、内容等につきましては、別紙の資料を配付してございますので、後ほど御覧いただきますようお願い申し上げます。 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △議案第120号~議案第122号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第3、議案第120号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)から追加日程第5、議案第122号 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)までを一括して議題といたします。 提案理由の説明をそれぞれ求めます。 議案第120号及び議案第121号について、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 議案第120号、平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)の御説明を申し上げます。 別冊の平成25年度仙北市一般・特別会計補正予算書、平成25年9月6日付の1ページをお開き願います。 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の補正では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,254万7,000円を追加し、総額をそれぞれ195億7,017万3,000円とするものです。 第2条地方債の補正は、第2表地方債補正によるものでございます。 追加提案となりました本補正予算の提案理由につきましては、主に8月9日の豪雨災害に関するものですが、被災者救助や捜索活動、応急対策及び監視復旧センター関係費用につきましては、緊急を要することから予備費を充用して対処しております。 このたび追加で提案する補正予算は、災害救護費、災害廃棄物処理費、災害出動費及び現時点で集約できました農業施設災害、公共土木災害などの災害復旧事業費並びに8月末に事業採択の決定通知のありました観光関連の交付金事業と予備費へ追加補正をお願いするものでございます。 歳入歳出の主なものにつきましては、事項別明細書で御説明申し上げます。 初めに歳入ですが、6ページをお開き願います。 一番上でございますが、9款1項1目地方交付税、普通交付税を2億559万6,000円追加するものでございます。 次に、11款1項2目災害復旧費分担金、農業用施設災害復旧事業費分担金としまして493万3,000円を分担金に補正お願いするものでございますが、これは先達地区2地区、東下戸沢地区、浦子内地区、細野地区の農業用施設災害復旧にかかわる分担金でございます。 続きまして、13款2項6目商工費国庫補助金、シニア地域づくり人に関する調査研究事業費補助金250万円でございます。こちらにつきましては、総務省による補助事業で、三大都市県内に本社機能がある民間企業に勤務する専門的なスキルや幅広い人脈を持ったシニア人材が地方において地域づくり活動、地域の課題解決、公益性の高い事業等に従事し、魅力ある地域づくりを行うという趣旨の事業でございまして、この事業につきましては当初補助内示の予定が早ければ今定例会の最初の補正予算に計上を予定してございましたが、補助採択が8月30日内示になってございます。事業が下半期の10月から予定しているということで、今回の追加予算に提案させていただいております。 続きまして、14款1項2目民生費県負担金、災害弔慰金等負担金1,125万円でございます。こちらにつきましては、今回の災害でお亡くなりになりました6名の方へ弔慰金を支給いたします国・県の負担分でございます。 続きまして、同じく14款2項5目農林水産業費県補助金でございます。1節農業費負担金といたしまして、農地農業用施設災害復旧事業費補助金450万円でございます。これにつきましては、農業用施設の補助災害に関します900万円の事業費に対します2分の1でございます。それから、農業経営等復旧再開支援対策事業費補助金26万8,000円、これにつきましては、被災したパイプハウス復旧に係ります補助金の県負担分でございます。2節林業費補助金640万円、局所防災事業費補助金640万円でございますが、下高野地区県単局所防災事業費、これは水沢地区の事業でございますけれども、に対します県補助金でございます。 続きまして、20款市債1項4目農林水産業債、3、自然災害防止事業債として310万円でございます。これは先ほど、この上で申し述べました局所防災事業費に対します市債の充当分310万円でございます。それから同じく市債11目災害復旧費、現年補助災害復旧事業債として400万円、これは先ほど分担金のところでも述べました現年災害復旧事業起債の対象分の起債充当分でございます。 なお、今回のこの補助金の県・国費の関係につきましては、今後、災害査定等が終了しますと認定になるもの、あるいは激甚災の指定によりましてかさ上げになるものも予定されるものでございますが、現段階のルールで計上させていただいているものでございます。 続きまして、7ページ、歳出を説明させていただきます。 3款5項1目災害救助費、説明欄、災害救援費1,841万7,000円でございます。これにつきましては、応急仮説住宅の借上料、それから二次避難所の借上料等、それから応急仮説住宅入居被災者用の貸与品の購入費、それから、災害弔慰金6名分、災害見舞金5世帯分の補正をお願いするものでございます。 続きまして、4款4項2目塵芥処理費、災害等廃棄物処理事業費3,856万2,000円でございますが、これにつきましては、このたびの先達地区の豪雨災害に伴います流木等の、あるいは倒壊家屋、あるいはその他災害廃棄物の分別や破砕、運搬に要する経費でございます。 続きまして、6款1項3目農業振興費、説明欄、農業経営等復旧再開支援対策事業費補助金53万6,000円でございますが、歳入の県補助のところでも御説明申し上げましたが、8月9日豪雨により被災したパイプハウスの復旧支援補助金でございます。3カ所でございます。 続きまして、同じく6款2項2目林業振興費局所防災事業費955万9,000円でございますが、歳入のところでも御説明申し上げましたが水沢地区の災害復旧に要します測量試験費と工事費でございます。 続きまして、7款1項2目商工業振興費、仙北市被災中小企業支援事業費補助金100万円でございます。このたびの豪雨災害によりまして被災されました中小企業者への再建経費補助金といたしまして、50万円を2件、予算をお願いするものでございます。 続きまして、3目観光費、シニア地域づくり人に関する調査研究事業費365万円でございます。先ほど歳入の部分でも御説明申し上げましたが、総務省事業によりまして、今後、当市におきます観光の部分での高齢者や障害者にやさしいこれからの観光地づくりをテーマに、7グループと地域共同協定の締結を検討しているものでございます。10月からのデスティネーションキャンペーンを見据えまして、10月からシニア人材の方に御協力をいただきたいということで事業化をしたものでございます。 続きまして、次の8ページをお願いいたします。 9款1項4目水防費出動費等316万8,000円でございます。これにつきましては、このたびの豪雨災害への被災者救助、捜索、災害復旧出動及び7月12日大雨災害への水防出動費に伴います経費でございます。 続きまして、11款1項1目農業用施設災害復旧費、説明欄、農業用施設災害復旧事業費4,240万2,000円でございます。こちらにつきましては、このたびの9日の豪雨災害により発生しました農地農業用施設災害復旧の経費でございますが、内訳といたしましては、小規模災害復旧事業、これは市単独補助分でございますが、それの測量試験費等計96カ所分、それから補助災害復旧事業該当箇所の測量試験費等で先達が2地区、東下戸沢地区、浦子内地区、細野地区、計5地区分、それから単独災害復旧事業としまして先達地区の補助災害該当以外の部分の工事、それから小規模災害復旧事業、これ補助分といたしまして被災した農地、農業用施設96カ所の復旧に対する補助金でございます。 その下の現年補助災害復旧事業費900万円、これにつきましては、現年災害復旧事業の農地近傍土地土砂対策に関します工事費900万円でございます。 それから、2目林業施設災害復旧費、林業施設災害復旧事業費2,363万7,000円でございます。これにつきましては、補助・単独災害復旧事業費の測量試験費にかかわる部分でございまして、西木地区が5路線、田沢湖地区が8路線となってございます。 続きまして、11款2項1目公共土木施設災害復旧費、説明欄、現年補助都市災害復旧事業費700万円、これにつきましては、先達地区の住家のほうの区域でございますけれども、土砂処理工事補助事業を見込んだ補助事業分といたしまして700万円でございます。 それから、その下の公共土木施設災害復旧事業費1,572万8,000円でございますが、こちらにつきましては、このたびの豪雨災害によりまして市道14路線、河川3河川の復旧に要しました賃金、測量試験費、重機の借り上げ、原材料等でございます。 続きまして、河川公園災害復旧事業費288万8,000円でございますが、これも同じくこのたびの豪雨災害によりまして、桧木内川桜並木公園、桧木内川河川公園の堆積土や流木除去作業の賃金、委託経費でございます。 続きまして、その下の住宅施設等災害復旧事業費5,000万円でございます。こちらにつきましては、この一番上の部分と同じエリアでございますが、補助対象外分の土砂、流木、家屋等の撤去に要します処理費用でございます。 続きまして、14款1項1目予備費でございます。こちらにつきましては、このたびの災害で緊急を要する部分といたしまして、被災者の救助、捜索関係、それから災害の応急対策の関係、それから監視復旧センターの関係というふうなことで、予備費を約1,800万円充用してございます。今後の予備費等の使用等勘案しまして、対応額の1,700万円を予備費へ補正を追加でお願いするものでございます。 歳入歳出の主なものは以上でございます。 第2表地方債補正につきまして4ページをお開き願います。 第2表地方債補正でございますが、1、追加といたしまして、現年補助農林水産業施設災害復旧事業費400万円、これを新たに市債に追加するものでございます。 2、変更、自然災害防止事業費、局所防災でございますが、このたびの災害の関係で既存の260万円に310万円を追加し、570万円とするものでございます。 その他の借り入れ等の条件につきましては、補正前と変更はございません。 以上で、議案第120号の提案理由の説明を終わります。 続きまして、議案第121号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)の御説明を申し上げます。 予算書の11ページをお開き願います。 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の補正では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ583万円を追加し、総額をそれぞれ7,531万5,000円とするものです。 内容につきましては、事項別明細書で御説明申し上げます。 14ページをお開き願います。 初めに、歳入でございますが、今回の所要額を2款1項1目繰越金、前年度繰越金583万円を追加するものでございます。 歳出3款1項1目財産管理費、一般財源管理費に583万円を追加するものでございます。こちらにつきましては、8月9日の豪雨により発生しました土砂崩れを防止するため、山腹崩壊防止工事を簡易のり枠工を実施し、隣地の被害を未然に防止するために行う経費でございます。この部分につきましては、水沢地区でございます。 以上で、議案第121号の提案理由の説明を終わります。 いずれも御可決賜りますよう、御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、議案第122号について、新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 議案第122号、平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 別冊となっております。よろしくお願いいたします。 このたびの補正については、8月9日発生の集中豪雨で田沢簡易水道の導水管が流出被災したため、今回、災害復旧工事費として補正をお願いするものでございます。 第1条でございます。平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。 第2条、資本的収入及び支出です。平成25年度仙北市水道事業会計予算第4条本文括弧書き中「8,830万円」を「9,331万8,000円」に、これについては今回補正での収入に対する不足額分501万8,000円を加え改めたものでございます。 続いて、それに対する補填財源でございます。「6,600万6,000円」を「7,078万5,000円」に、これは477万9,000円を加え改めたものでございまして、損益勘定留保資金でございます。 続いて、「329万4,000円」を「353万3,000円」に、これは23万9,000円を加え改めたもので、消費税資本的収支調整額でございます。 資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 次ページで御説明いたします。 2ページでございます。 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算実施計画資本的収入及び支出でございます。 初めに、収入でございます。 2款4項1目に国・県補助金として存置科目1,000円追加させていただいております。 それから、支出でございます。 2款1項3目改良工事費501万9,000円の追加をお願いするものでございます。これについては災害査定に対応する設計委託料、それから査定前に実施する応急工事費、それから、災害査定後の現年災害に対応するための工事費を計上しておりますので、よろしく御審議のほどをお願いいたします。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) これより質疑を行います。 議案第120号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)の質疑を行います。質疑ありませんか。11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 質問いたします。 11款の災害復旧費の中の林業施設災害復旧費、この事業費を見ると全部一般財源なわけですけれども、これらは災害のいわゆる査定を待っていられない事業ばかりなのか、それとも待っていても災害の対象にならない事業なのか。 それとですね、もう一つ、この中にですねいわゆる前郷沢の林道が含まれているのか、これは後の簡易水道のところにも影響ある問題だと思いますので、そこをお聞きしたいと思います。 あと、災害復旧費、これも同じなんですけれども、いわゆる7,500万円といういわゆる非常に仙北市の中では財源厳しい折、全部一般財源持ち出しなっています。これも同じくですね災害復旧等、国・県の援助を得られる可能性がなくて全く自前なのか、それとも事前に着手しなければいけなくて、いわゆる査定を待っていられない状況なのかです。さきの新聞等を見ますと、広域農道、五城目のところは査定前にいわゆる事前着工の了解を得て工事している例もありますので、そこら辺も踏まえてですね十分な調査を行ったのか。 あともう一点、河川公園災害復旧事業費280何万ってありますけれども、いわゆる河川公園のあり方について質問します。これ、さきの臨時でも災害復旧を行ったりいろいろしているわけです。本当にこのままでですね河川公園を維持していけるのか。いわゆる雨が降るたびに災害復旧の繰り返しなんですよ。本当に今、仙北市の公園としてこれがふさわしい状況なのか。災害を受けたときにですね、もしそこに本当にこのような頻繁に災害が起きているということは、あるいは人に対するいわゆる災害も起きかねないというような公園という位置づけにもなる可能性もあるわけです。ですから、今後の河川公園のあり方についてですね、どういうふうに考えているのか、ずっとこのままですね災害起きるたびに直し、また災害起きて、そのままでいくのか。議会をやるたびに災害復旧が計上されていますので、考え方をお知らせいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 農林部長。 ◎農林部長(佐々木公雄君) 今、11番の荒木田議員の質問にお答えいたします。 林業債の関係ですけれども、今回、委託費において2,363万7,000円をお願いしてございますけれども、こちらのほうにつきましては補助災害20カ所、それから単独災害4カ所ということで、一応それに伴う査定の準備のための測量試験費でございます。測量試験費につきましては国庫補助対象になりませんので、事前から単独費でお願いしたいというような状況でございます。 それから、この林業災害費の中には前郷沢が入っているかということでございますけれども、前郷沢のほうにつきましては公共災害で2本、単独災害のほうで1本ということで現在調査測量を予定しておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 金谷建設部長。 ◎建設部長(金谷正美君) 11款7,561万6,000円についての御質問でございます。 この中、現年補助都市災害復旧事業費として都市災害復旧工事ということを念頭に申請を進めてございますけれども、採択基準というものがございまして、土砂運搬して最終的にどれだけの土砂が搬出されたかによって採択なるかどうかというのが決まってきます。現在のところ計算したところでは、採択基準を満たしているというふうには思ってございますけれども、運搬した段階でどれだけの土量が減っていくかによってここの都市災害の金額が変わってくるのかというふうに思っております。 そのほかについては単独費でございます。この中にはございませんが、いずれ公共土木災害も後で、この後、4,000万円ほどの査定を受ける予定としてございます。 それからもう一点、河川公園のあり方ということでございます。こちらについては、毎年その豪雨災害が発生するたびに片付け等やってございますけれども、実際的には上がらないのが理想なんですが、あの河川の形状としては、高水敷ということで水が上がるようにつくってある部分でございます。いかにすればその構造の部分であっても上がらないようになるかというのは、非常に手法的に難しいものがあると思いますけれども、現在、桧木内の河川公園につきましては県と今後どのようにしていくかということで協議を継続している途中でございます。人災に関してでございますけれども、そういうような豪雨災害の危険性のある場合、職員の見回り等で十分に監視してまいっていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 答弁いただきましたけれども、これから事業査定等受けるものもあるということですけれども、市民生活の安定のためには、やっぱり一日も早い復旧はこれは望まれるところでございますけれども、やっぱり仙北市の財政も非常に厳しい折でございますので、やっぱり職員、いろんな形で工夫していただきながら財源の確保をしていただくことを求めて質問を終わります。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) ほかにありませんか。19番。 ◆19番(高久昭二君) 歳出3款民生費の5項1目について、7ページでございますが、2点簡単にお聞きしたいと思います。 先ほどの御説明では、6名の亡くなられた方々に対する弔慰金、さらには被災した方々に対する見舞金等が今回の予算1,841万7,000円計上されてございますけれども、この中に親戚の方々に身を寄せておる方もおられるというふうに聞いておりますが、こういう方々に対する、親戚の家ですから家賃を取るとかということは常識からすれば田舎ではないわけですが、いろいろ親戚でも負担がかかると思いますが、何かの形での援助というもの、または補助というものは実際あるものでしょうか、その点第1点。 2つ目は、新聞・マスコミでも報道されましたが、8月9日の豪雨災害時の非常にひどい雷も鳴りましただけに、防災無線の果たす役割が非常に問題があったというふうに指摘されてございますので、いろいろその警報が伝わらなかったと、そういうふうな避難するための緊急連絡が伝わらなかったということに対して、今回の予算ではもちろん措置されておらないと思うんですが、いつどのような形で改善を図っていくというふうに当局はお考えになっているでしょうか、その点を2つお聞きしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 羽川市民生活部長。 ◎市民生活部長(羽川茂幸君) このたびの災害によりまして全壊された方とか半壊の方が親戚に行かれた場合の対応ということでございますけれども、その部分につきましては特にこの予算にもありませんし、見舞金等の中の対応となるということでございます。 それから、防災無線のあり方につきましては、いろいろ御指摘をいただいております。屋外設置型が非常に多くて聞き取れなかったというような話もありまして、それから戸別のいわゆる受信機の希望もあることから、これらにつきましては今回の予算には盛り込んでございませんけれども、今後のあり方について検討させていただきたいと考えてございます。よろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 19番。 ◆19番(高久昭二君) 後段のほうの答弁でございますけれども、いろいろ検討は十分しなければならないわけでございますけれども、またいつどういう形で災害が襲ってこないとも限らないし、来るとも言われない、それは誰しもわからないわけですが、屋内戸別型のやっぱり受信機というものをふやしていくというふうなことを、できれば今すぐ予算が確保できないとすれば、少なくとも12月議会なり、そういうときにでも、やっぱり何とか国・県に申請し、補助または起債等いただきながら頑張っていただくようにできないものでしょうか。 ○議長(佐藤峯夫君) 羽川市民生活部長。 ◎市民生活部長(羽川茂幸君) 今言われたとおりと考えてございますので、財政当局、あるいは市長と協議しながら12月補正等に対応できるような形で考えさせていただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 16番。 ◆16番(八柳良太郎君) 7ページのですね7款1項2目商工業振興費の中の仙北市被災中小企業支援事業費補助金の100万円についてでありますけれども、この被災内容といいますか、豪雨と関係あるのかないのか、そこも含めて内容についてその被災中小企業というその被災についてお知らせいただければと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 佐藤観光商工部長。 ◎観光商工部長(佐藤強君) お答えいたします。 こちらはこの前の豪雨災害において被災された中小企業に対しての支援事業でございまして、いち早く企業として業を行えるようなということで、これに対しての補助金ということで今回2名の方が該当されるようでしたので、この2名分として1人当たり50万円ということでの計上をさせていただいております。よろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 16番。 ◆16番(八柳良太郎君) 50万円が2名ということですが、2名の方に結局、事業ができるように応援するという意味ですか。中身がちょっとわからないんですが。 ○議長(佐藤峯夫君) 佐藤観光商工課長。 ◎観光商工部長(佐藤強君) 今まで業をやっていたものなんですが、その業を行うものの道具等が被災されているということで、こちらに対しての支援するための補助金というふうに御理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) ほかにありませんか。20番。 ◆20番(稲田修君) 市長に伺います。 実は今回の豪雨は想像できなかったというようなことに尽きるんですが、ただ、市内を取り巻くいわゆる土木関係では、いわゆる上流部が広くて、下部なれば狭くなる、これが仙北市の至るところにそういう状況下に私はあると認識しております。今回の小さな側溝とかいろいろなところに目配り、気配りすれば、こういう災害が起きなくても済んだ箇所も私は数箇所あるというふうにいろいろなところを回っているんです。だから、市長が安心・安全をつくり上げる仙北市のために、いわゆる目配り、気配りの行政で、こういうところも順次に直すことによって災害が幾らかでも縮まるんではないかなと思っておりますので、その辺のあたりの市長の考えはどうなのか。 ○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 仙北市は2年前も内水対策ということで利水、水利の対応ということで12カ所を設定して、それぞれのポイントで対応しているという状況がありますけれども、今回の場合は局所的ではありますけれども雲の流れが大変広範にわたっていて、一気に降雨があったという状況でありました。 今、まさに検証をしておりますけれども、今、議員お話のとおり上流部が水量が多く流れる構造になっていたものを飲み込めない下流域の小さな水量、小水量での排水というところが何箇所か見受けられております。これは私どもからすると全く逆転しているというふうに思うわけでありますけれども、多分当時、さまざまな状況があってこのような形になったのではないかというような歴史的な背景もあるようでありますので、その点は少しきちんとお話をお聞きして、地域の方々と一緒になって改善していきたいということで今準備を進めている状況であります。 ○議長(佐藤峯夫君) 20番。 ◆20番(稲田修君) 金谷建設部長にお伺いするんですが、今、市長の話されたようなこと、側溝が詰まったり、それから下部があれだったりするので、いわゆるずっとこう今まで水害があって大きなことにはならなかったんですが床下・床上というのはたくさん私はあると思うんですよ。そういうことを今まで、いわゆる実績があったことを想定しながら、これからやっぱり部内で一生懸命詰めながら地域を網羅してやるというような私は必要だと思いますが、建設部長としては今後の対応を職員にどういうふうに浸透させながら土木行政を担当されるつもりなのか、ちょっと気持ちのほどを伺いたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 金谷建設部長。 ◎建設部長(金谷正美君) お答え申し上げます。 現在、ことしになってからもですけれども、数多くのその要望書が提出されております。それに対して丁寧にお答えしているつもりでございますが、予算の関係上、優先順位をつけざるを得ないという状況で今作業を進めている最中でございます。ただ、今年度に限らず過年度においても数多くのその要望がございます。それを今取りまとめているところですけれども、それを全てやっていくということはなかなか難しいということで、大変申しわけございませんけれども、その最優先的なものを検討しながら優先順位を決め、そして順次作業を進めていきたいというふうに思ってございます。 ただ、実際には道路側溝、それから用水、排水、それぞれの用途がございます。少しだけ待っていただかざるを得ないというところがございますけれども、大雨の際にはそのような場所に対し十分な配慮をしながらパトロールを努めてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) それでは、これで議案第120号の質疑を終わります。 次に、議案第121号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)の質疑を行います。質疑ありませんか。11番。 ◆11番(荒木田俊一君) お尋ねいたします。 一つ確認ですけれども、これは前の一般会計の補正でなりました局所のいわゆる防災事業を行う隣接地を意味するものでしょうか。それがまず第一の確認の事項です。 そして、そうだとすれば普通に考えるなら、これらはいわゆる財産区の予算で行うべき事業でなくて、災害で取り扱うべき事項ではないのか、また、さきの質問と同じようなことを言いますけれども、危険なので査定を受けるのを待っていられなくて財産区で予備費を充当して、いわゆる繰越金ですか、これ、行うのかですね。財産区が所有者だから財産区が行うという考え方だと、これ私個人だとすると、隣の家に迷惑かけるから自分の山は自分で直せと言われるようなもので、ちょっとこの考え方というのは本当にそれでいいのかというような感じも受けますけれども、そこら辺の御答弁をお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 御質問にお答えします。 この財産区で今計画しておりますところにつきましては、御質問にありましたとおり、一般会計の局所防災事業で災害復旧をいたしますその上部の部分を予定しているものでございます。 財産区が自分のうちの用地であるからするということの考え方でよろしいのかというふうな御質問であったかと思いますけれども、今回、この豪雨災害につきましては、非常に緊急度が高いというようなことと、それから今ある既存の事業手法をいろいろ検討した結果、下部の部分につきましては局所防災という事業で復旧をすると。上部の部分につきましては、山腹崩落防止工事ということで隣地の被害も防ぐというような観点から財産区の一般管理費で措置をされたという経緯でございます。 このたびのこの災害復旧につきましては、緊急避難的な意味での必要があったというふうな認識をしておるところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 私はやっぱり危ないものは、これ、安全にしなければならないという点では考え方は一致しています。ただ、こちらがですね、いわゆるほかのところが一般会計のところで行って、隣接するところが財産区で行うというこの分け方というのは、なかなか理解しづらいんですけれども、確かに緊急避難的な考え方はあるかもしれませんけども、これが災害で絶対できなかったのか、あるいは災害を待っていればまた危険性が増すので、いわゆる財産区で行うべきと判断したのか、そこら辺の考え方をお尋ねします。 ○議長(佐藤峯夫君) 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 今回のこの工事につきましては、あくまでも緊急性が非常に高いということで、何といいますか対応といたしましては非常にまれなケースであると思いますけれども、緊急措置として講じる必要があると判断したところでございます。御理解をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) 緊急性あるとすればですね、これ一般財源で行うのが私は妥当でなかったのか、財源が厳しくて財産区の繰越金を使おうとしたのか、そこら辺はいかがなんですか、考え方としては。 ○議長(佐藤峯夫君) 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 事業手法につきましては、特にここの箇所の部分は財産区であったということも大きな理由でございますけれども、この土地の利用形態等勘案しまして、このたびについては財産区のお力をお借りするということで緊急措置を講じたいという措置でございます。 ○議長(佐藤峯夫君) 17番。
    ◆17番(田口喜義君) 質問に対して答弁されたわけですけれども、緊急性があるんですからやはり一般財源でやるべきではないかということに思うんですけれども、じゃあこの事業費の内容ですね、この事業費のいわば地主である生保内財産区はどのぐらいの費用を負担するのか、全部なのか、半分なのか何ぼなのかということについてわかったら伺いたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) この部分につきましては、財源を前年度繰越金を充ててございますので、今回の526万円につきましては、全て…… ◆17番(田口喜義君) 工事額の、財産区はどれぐらい出すのかと、100%なのか。 ◎総務部長(高橋俊一君) 一般会計の部分のところで御説明申し上げましたが、局所防災事業がその下部の部分が一般会計のほうの局所事業として実施されまして、その事業費が…… ◆17番(田口喜義君) その箇所の工事費のことを聞いています。 ◎総務部長(高橋俊一君) その工事費につき…… ◆17番(田口喜義君) 工事費が何箇所かにわたっていると思いますけれども、その内容。 ◎総務部長(高橋俊一君) 工事費につきましては、この予算にございますとおり委託料に測量試験費として83万円、それから復旧工事費として工事請負費500万円を予算計上させていただいたところでございます。 ○議長(佐藤峯夫君) 17番。 ◆17番(田口喜義君) 私の質問に答えてないんですね。この緊急工事は、恐らく何箇所かあると思うんですよ。そのいわば土砂流出の防止のための擁壁をつくるのは県でやると、災害復旧でやると。その上の崩れているところは財産区がこの工事費の全額を負担するのかということです。それが質問の内容です。 そして、今までこういういわば地主が負担したことがあるのかどうか、そういう事例があったら紹介していただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) このたびの工事の内容につきましては、先ほどもちょっと説明で申し上げましたけれども、下部のほうは擁壁の工事を行いますけど、簡易のり枠工ということで500万円の予定をしているものでございます。この財産区の特別会計の中で工事を予定しているものでございます。これは財産区会計でやる部分については、全額財産区の経費をもって充てるという予算になってございます。 ◆17番(田口喜義君) 今までこういうケースが、地主が負担したケースがあるのかと。 ◎総務部長(高橋俊一君) 私の知る範囲では、今回が特別な事案だったというふうに承知しております。 ○議長(佐藤峯夫君) 財産区の流用について、門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 先日も財産区管理会を開催していただき、そこで私もお願いをしたという経緯がございます。局所防災という事業の導入、それから緊急性ということをいろいろ勘案させていただきました。現地も見ていただいて、管理会の方々に御理解をいただいたという状況で大変ほっとしているところでありますけれども、ちょっと私も実は認識がもしかしたらずれているのかもしれませんが、自分はその財産区で以前このような対応があったやに聞いていたこともありまして、ちょっとこれは確認しなければわかりません。すぐに御返答できるかどうか今少しお時間いただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。                              (午後2時05分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時20分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 17番議員の質問に対する統一見解が出たようでありますので答弁をいたさせます。高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 御質問の中で、以前このような対応があったかというふうな御質問でございましたけれども、このような山腹の崩落防止工事につきましては、規模の大小は別といたしまして今までも相当数の箇所の対応をしているということでございました。 具体的な箇所数については、今ここではちょっとお答えできませんけれども、従前よりも対応しているということでございました。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 17番。 ◆17番(田口喜義君) あると、今まで財産区が修復のために工事費を捻出したという例はあるという答弁されました。それは過去にはあると思います。例えば作業道だとか、財産区の所有する、いわば守るため、搬出するためには当然それはあったと思います。でも今回のように豪雨による災害に対してあったのかどうかというものを私、ここのところを集中的に聞いたわけです。 恐らくこの財産区がこの金額を捻出するというのは、管理会も開いたことだと思います。これ議長にお願いですけれども、もし管理会でどういうような意見が出されたのか、もし会議録等ありましたら提出をするように当局にお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 今の質問に関してですか。 ◆17番(田口喜義君) はい。 ○議長(佐藤峯夫君) 暫時休憩いたします。                              (午後2時22分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時32分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 説明のため、本日さらに出席を求めた者は、佐川昇平管財課長であります。--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) それでは、17番、質疑続行してください。 ◆17番(田口喜義君) 私が今質問していることは、生保内財産区特別会計のこの財産管理費に583万円が特別会計に捻出されるということで、この事業は何ですかということを聞いたら8月9日の豪雨による土砂災害による復旧工事だということでありました。何で災害復旧工事なのに、何で財産区が自前で全額予算を捻出しなければならないかということを質問し、総務部長がそれに対して答弁しておりましたけれども、それに対して今回この生保内財産区管理会にこの補正の件について諮ったでしょうから、その管理会について委員の意見はどうなのかということをお尋ねしたところでございます。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 佐川管財課長。 ◎管財課長(佐川昇平君) 佐川でございます。 今回の9月4日の管理会においては、旅荘イーグルのその崩落部分について、2カ所崩れているわけでございますけれども、財産区部分については財産区、それから市有地部分の崩落については県単局所事業ということで県の補助をいただいてやるということに説明をしました。それで、財産区がその583万円というものを直接支払うということについては、管理会のほうからも当然治山事業関係においては、これまでは県の治山事業の採択をいただいて、前年の10月末までに申請をして翌年度施工の事業採択ということで取り組んでまいりましたけれども、それは従来、林道とか作業道とかそういうところの比較的通行を封鎖したり、通行どめかけたりして安全を確保できるという状況においては、前年度の10月までの申請をもって翌年度施工という事業をやってまいりましたけれども、今回の場合は旅館が下にあるというようなことでございまして、その安全を確保すると、これ以上の災害を起こさないという観点から、緊急性を持っているということで、一方は県単局所事業、一方は財産区の直営ということで考えたわけでございます。 ただ、なぜ直営なのかということについては、農林関係の農地災害、それから林道災害がたくさんありますので、非常に事務的にも大変だということで、それに増して財産区の分を繰り出しして一般のほうにやるというわけにもちょっといかないのではないかという財産区の配慮もあって、それでまず自分のほうのものは自分のほうでやりましょうということでお願いしたわけでございます。 それで、財産区管理会もこれが前例になれば困るという御指摘がありましたので、当該地域のほかの部分も危ないという状況にありますので、それは年次計画の治山申請をもって県の事業採択を受けるということで進めたいということで御理解いただいております。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 暫時休憩します。                              (午後2時37分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時37分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 20番。 ◆20番(稲田修君) さっきから荒木田議員、田口議員が質問されました。 私は素朴な考えで、8.9に起きた災害をなぜ、今、管財課長が説明して、縷々わかるような感じがしますが、やはりどうしても市としても、いわゆる第二次災害が起きると判断するとすれば、市債なりいろいろなことの方法をとれたと思うんです。何もその財産区が直営でそこの工事をするというようなことを、私はいらないというふうに感じております。 それで、百歩譲ってこれを認めた場合に、いわゆる後で災害認定になって、その経費が出るか出ないか、それが今、話を聞いて質問をするところなんですが、その辺はどうなるんですか。 ○議長(佐藤峯夫君) 佐川管財課長。 ◎管財課長(佐川昇平君) 災害の場合であれば、当然査定を受けて、そして採択をされて、もちろん設計等を出して審査いただくわけでございますが、ただその中でも緊急に復旧しなければならないという場合は、何といいますか応急的な復旧をして、最終的な例えば舗装面が崩れている場合とか壊れた場合は、舗装だけを残して砂利敷きまではでかすというようなことで応急対応をすれば補助事業として採択できるというのもありますが、今回の治山事業に関してはそういう方法はありません。 ○議長(佐藤峯夫君) 20番。 ◆20番(稲田修君) 今、駒ヶ岳温泉のいわゆる市道は今回、災害で緊急避難的補正でやってすぐかかるというような状態下であるんです。だから、特別私はいわゆる財産区の土地だから、いわゆる県の土地だから、市の市有地だからということで、それでいろいろ色分けつけたとすれば、私はそこに一つの疑義を感じるんですが、私、緊急避難的に何としてもやらなければならないのは、やっぱり応急処置は絶対必要ですし、そして災害がやっぱり市の負担を幾らかでも軽くするというのは私たちの願いなんです。そのことをやっぱり当然担当、いわゆる工事を発注する課として、その辺のあたりというのは上とか下とか横とかというその連絡を密にしながらこの判断をされたのかということがちょっとまだわからない、私。 ○議長(佐藤峯夫君) 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 今の関係で私から若干御説明申し上げますが、道路の舗装の災害の部分で緊急措置ということで今回高野地区の部分を一部舗装の改修を行いますけれども、あの部分につきましては今回、緊急を要するということで単独で復旧工事を行うということにしてございます。 今回のこの財産区の部分につきましても今後のそういう崩落等の危険性を考えた場合、一刻も早い手だてが必要だというふうなことで単独の事業を計画したところでございますので、何分よろしく御理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 20番。 ◆20番(稲田修君) だから私さっきから言っているように、どうしても、いわゆる危険防止とか二次災害が起きるとすれば、緊急避難的な工事は私はそれはしかるべきと。ただ、やはりこういうふうな財政が厳しい折に、幾らかでも国・県にすがるのが市としての当然のことだわけです。だから私はそういういろいろなことの一つの過程を踏んで、緊急避難的なことをやりましたといういろいろな手続をしながらそれをやることが可能ではなかったかなということだわけです。みなやってる、緊急避難的なことで必要なことを。緊急避難的なこと全部今度財産区から出すとか、市の一般会計から出すってば、大変なことだから私は思って言っているんであって、その辺のあたりの手だてはできなかったかということです。 ○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 8月9日に起きた災害の一番大きな激甚だったところは、皆様の御存じのとおりの先達地区だったわけですけれども、そのほかにもこの水沢地区であったり、また銅屋地区であったりというところで複数箇所の案件を災害対策本部では、一度に同時進行で対応しているという状況がしばらく続きました。雨もなかなかやまなかったので、私、本部長というか市長としては、一刻の猶予もならないので、二次災害が起きるということが一番だめなことだから全部市の、これちょっと乱暴な言い方なんですけれども、全部市の財源でもとにかく対応できないかという応急対応、緊急対応できないかという本部の中での会議をしております。しかしながら、職員の方々、皆さんから話を聞くにつれ、そうではだめなんだということをわかっていくということであります。というのは、農林でも土木でも、その応急対応であっても、緊急対応であっても、後づけであっても、いろんなその補助体制があるので、その補助体制をやはりきちっと見ようということで、焦る気持ちを抑えながらも補助対応ができるものというものを精査していくということをずっとやってきたということですので、その姿勢だけはどうか御理解をいただきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤峯夫君) 暫時休憩いたします。                              (午後2時45分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時46分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩中に議長から皆さんにお諮りいたしました件について、議会運営委員会を開きますので、暫時休憩いたします。                              (午後2時47分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時41分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議案第121号の質疑の途中でありますが、この議案第121号の取り扱い方法を論ずるために議会運営委員会を開催いたしました。その結果を報告いたさせます。10番、小田嶋忠君。 ◆10番(小田嶋忠君) 本会議において議長から要請のありました議会運営委員会を、先ほど第1会議室において開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は7名全員であります。 佐藤議長には職務出席、また、青柳副議長には委員外議員として出席をいただき、オブザーバーとして熊谷議員が出席しております。 説明のための参与として、門脇市長、高橋総務部長運藤総務課長冨岡財政課長が出席しております。 書記には三浦参事、藤岡係長を任命し、職務のため太田議会事務局長が出席しました。 では、追加日程第3、議案第120号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)、追加日程第4、議案第121号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)の2つの議案について、当局から撤回の申し入れがありました。 委員会からは、緊急性のある議案であり、速やかに適正な措置を要望して議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告が終わりました。 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 質疑の途中ではありましたが、議長から議会運営委員会に対して、今現在起こっている状況についての整理ということで会議を招集いただきました。 私も参与をさせていただきました。 私どもとしては、一般会計の追加補正の中で先ほどからお話をいただいている局所防災に係る全体的な事業を一刻も早く進めなければ人命に関する事案の発生が、また起こりかねないという緊急的な状況でありますからということで御説明をしました。 財産区管理会のほうから提案をしている防災約500万円の工事費等についてでありますけれども、この観点から考えると、市が責任を持って局所防災の事業と同時進行という形で予算を計上し、責任を持ってその対応にあたるということが望ましいという判断をさせていただきました。 したがいまして、今議論となっている案件については、一般会計補正予算と、それから生保内財産区特別会計の補正予算を一旦撤回、取り下げをさせていただいて、財産区特別会計で計上していた工事料等について一般会計で持つというような形に編成をし直しして皆様に再提案をさせていただきたいと思っております。 多少の作業時間を要しますこともあわせておわびを申し上げたいと思います。どうか御理解のほど、お願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいま市長より、議案第120号及び議案第121号についての撤回の申し入れがありましたので、これを了承することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。議案第120号及び議案第121号については、さよう進めてまいります。 それでは、議案書ができるまで、暫時休憩いたします。                              (午後3時46分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時53分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。10番。 ◆10番(小田嶋忠君) 本会議において議長から要請ありました議会運営委員会を先ほど第1会議室において開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は7名全員であります。 佐藤議長には職務出席、また、青柳副議長には委員外議員として出席をいただき、オブザーバーとして熊谷議員が出席しております。 追加議事日程第5号の変更について協議しました。 その協議した結果、撤回を承認されました追加日程第3、議案第120号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)、同じく追加日程第4、議案第121号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)を除きまして、その後の追加日程第5、議案第122号 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)から審議に入ることに決定しましたことを議会運営委員会の報告といたします。 よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) よろしいですか。議案ができ上がるまで議案第122号並びに追加日程6、7を進めてまいるということです。よろしゅうございますね。          (「はい」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) それでは、ただいま議会運営委員長報告に従って議事を進めてまいります。 次に、議案第122号 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)の質疑を行います。質疑ありませんか。19番。 ◆19番(高久昭二君) 2点ほどお尋ねしたいと思います。 まず最初は、今回1ページにございます科目の関係での2款4項国・県の補助金というのは存置項目ゼロ円でございますけれども、存置項目でございますけれども、今回は8月9日に見舞われました大災害、豪雨災害による結果、その水道管なり、また施設等が破損した、土砂等が流出して破損したと思うんですが、これは広範に国からの激甚災害なり、またはいろいろな国の支援等を仰ぐということは実際できるものでしょうか。今回はこの特別会計の補正予算で処置するわけでございますけれども、その点第1点。 2つ目は、この先達地区約50数戸ですかある世帯の方々、この結果、断水したんですが、この簡易水道がいつごろ布設されて、どういう管を使われているのか、新たに今回またこれを改良工事することにより復旧するわけですけれども、普通はこの当然表面から何メーター以下とかという基準があるんでしょうが、その基準は幾らぐらいなのか。それはどういう管を今後使う予定なのか、できるだけ今は非常に丈夫な管もできておるように聞いていますけれども、その点について教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 今回の災害については、厚生労働省採択の激甚指定補助、通常の災害補助0.5でございます。 それから、先達地区の土石流災害地区の水道のことでしょうけれども、先達地区については集落で管理している水道でございまして、今回補正で対応していただくのは田沢地区の簡易水道でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 11番。 ◆11番(荒木田俊一君) この田沢簡水の状況は私も現場を見させていただいて、非常に現在も危険な状況であることは認識しております。 それで、工事について伺います。 ここは水道管がいわゆる林道の脇に布設されていまして、林道の復旧工事も行わなければ、いわゆる管路も埋設できないのか、それともいわゆるどういう形で工事を行うのか。というのは、林道は林道、簡水は簡水で処理していくと手戻り工事という形で発生するかと思いますけれども、そこら辺の関係はどうなのか。 あと、川の中、いわゆる前郷沢を横断している状況のようですけれども、これについてもかなりいい工事しないと、また大水が出るとまた心配な家庭もあるわけで、いわゆる復旧工事というのは新しい形でできないというか、現状復旧にするのが基本だと言われているようですけれども、非常にそれだと何かこう心配される問題があるわけです。せっかく復旧工事を行っても、また水、大雨の場合、川を横断している箇所というのは埋設でなければできないのか、それとも逆にそういう形でできるのか、そこら辺について御答弁を願いたいというふうに思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 新山企業局長。 ◎企業局長(新山敦晃君) 災害の場所は2カ所ございまして、林道沿いで林道ののり面といいますか護岸が流出したことで一緒に水道管も流れたと。それからもう一カ所は、その上流で沢の横断箇所がありまして、それが河床が下がったことで流されたという2カ所でございまして、1カ所の工事ということで今回災害査定に応ずると考えております。 林道沿いについては、先ほど議員が話されましたように、林道ののり面ができなければ水道も設置ができないという状況でございまして、林道災害については多分繰り越し工事になるというふうに考えておりまして、今回、水道の工事についても11月の査定の計画でございまして繰り越しになると思っておりまして、林道と同時施工で対応したいと考えております。 それから、河川横断の部分ですけれども、河川協議が必要でございまして、河川協議の中で建設課ですけれども、それによって深さを決めていくことが前提でございまして、原形復旧、前、埋まっていないからということはあり得ませんので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで議案第122号の質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第120号から議案第122号までについては、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第120号から議案第122号までについては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 議案第120号並びに議案第121号の素案ができるまで、暫時休憩いたします。                              (午後4時01分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時29分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程協議会のため、議会運営委員会を開きますので、暫時休憩いたします。                              (午後4時29分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時35分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。10番。 ◆10番(小田嶋忠君) 本会議において議長から要請がありました議会運営委員会を先ほど第1会議室において開催いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。 出席委員は7名全員であります。 佐藤議長には職務出席、また、青柳副議長には委員外議員として出席をいただき、オブザーバーとして熊谷議員が出席しております。 説明のための参与として、門脇市長、田邉副市長、高橋総務部長運藤総務課長平岡企画政策課長冨岡財政課長が出席しております。 書記には三浦参事、藤岡係長を任命し、職務のため太田議会議会事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、慎重に協議した結果、市長より追加提案されている補正予算1件を本日の議事日程にさらに追加することに決定いたしました。 以上、議事運営にはよろしくお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいま議会運営委員長報告のとおり、日程変更することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、さよう進めてまいります。 議案第123号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 暫時休憩いたします。資料を配付いたします。                              (午後4時37分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時39分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 提案理由の説明を求めます。高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 議案第123号、平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)について、提案理由を御説明させていただきます。 ただいま配付の仙北市一般会計補正予算書の1ページをお開きいただきます。 議案第123号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによるものでございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、さらに582万9,000円、端数の関係で前回提案しておりますものよりも1,000円少なくなってございますけれども、582万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ2億4,837万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ195億7,600万2,000円とするものでございます。 内訳につきましては、説明の重複する部分につきましては割愛させていただきまして、変更のある部分の説明とさせていただきたいと思います。 予算書の6ページをお開き願います。 上段の2、歳入でございます。9款1項1目地方交付税でございます。こちらの地方交付税にも582万9,000円をさらに追加いたしまして、2億1,142万5,000円を普通交付税に追加をお願いするものでございます。 次に、歳出の部分でございますが、7ページ、下より2段目でございます。6款2項2目林業振興費、説明欄、局所防災事業費に同じく582万9,000円を追加させていただきまして、1,538万8,000円の事業費としてお願いするものでございます。 以上、変更部分のみでございますが、説明とさせていただきます。 御可決賜りますよう、御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐藤峯夫君) 提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。議案第123号について質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで議案第123号の質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第123号は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第123号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 会議時間を18時まで延長いたします。--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) これより討論を行います。 議案第122号 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)の討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 次に、議案第123号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)の討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 これより採決を行います。 議案第122号 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認め、議案第122号は原案のとおり可決されました。 議案第123号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第123号は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第9号~議員提出議案第10号の上程、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第6、議員提出議案第9号 意見書の提出について及び追加日程第7 議員提出議案第10号 意見書の提出についてを一括して議題といたします。 ただいま議題となっております意見書の提出については、総務文教常任委員会及び議会運営委員会委員の発議であり、提案者の説明を省略し、質疑、討論を打ち切り、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決することに決定いたしました。 追加日程第6、議員提出議案第9号 意見書の提出について及び追加日程第7、議員提出議案第10号 意見書の提出についてを一括して採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって本定例会の日程は全部終了いたしました。 市長から発言の要請があります。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 8月19日開会の第5回仙北市議会定例会の閉会にあたり、ごあいさつを申し上げます。 本定例会初日に提案をした議案等及び本日追加提案の案件について、活発かつ慎重な審議をいただき、まことにありがとうございました。 定例会初日、土石流災害の二次災害を防止するため本会議を休憩いただき、避難勧告の発令をしましたが、議会の配慮にまず感謝を申し上げます。 また、議会の皆様には、現地の被災状況を調査いただいたり、内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣、農林水産大臣、厚生労働大臣に対し意見書の提出も行うなど、議会と執行部が連携して災害対応を進めることができていることに厚く御礼を申し上げます。 追加提案の災害対策では、議会に混乱を招いたことに大変恐縮しております。申しわけありませんでした。 提案作業の中で思考をさらに深め、高い見地で判断を重ねる姿勢を持つことの必要性を痛感しております。今後も執行部に対する御指導をよろしくお願い申し上げます。 議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、先達地区の土石流災害についてであります。 災害の復旧に向け、9月3日に国土交通省を訪ね、太田昭宏大臣へ要望書を提出しております。要望内容は、激甚災害の追加指定、土石流災害対策直轄工事の早期実現、生活再建支援の弾力的運用についての3件であります。 災害地は特別豪雪地帯であることから、住民の安心・安全のために、降雪前の一日でも早い着工を強く要望をしました。 太田大臣からは、降雪前の早い時期に砂防ダム着工の約束をいただきました。規模は高さ10メートル、幅40メートル以上で、来年の出水期前の完成を目指し、冬期間の作業であってもある程度の高さまで工事を進めたいとのことでありました。 埼玉県で竜巻災害のあった翌日で多忙を極めている中で時間を取っていただいたこと、また、迅速な対応に即決をいただいたこと、大変感謝をしております。 今回の甚大なる災害発生から、市内はもとより全国各地の個人や会社、各種団体等からさまざまな支援物資やお見舞い金等が寄せられております。きょう現在、タオルや食料品、飲料水などの支援物資が73の個人・団体から、また、お見舞い金等は54の個人・団体から、商品券も含めて合計775万1,581円をいただきました。本当にありがとうございました。 次に、西木林業者等健康増進施設天井改修工事に係る入札の不成立についてお話をいたします。 西木保健センターに併設する西木林業者等健康増進施設、体育館でありますが、これの天井改修工事については、平成25年8月8日の臨時会で予算を承認をいただきました。実施設計等は設計事務所に委託し、9月5日に条件付き一般入札の予定でありましたが、応札業者がなく不成立になりました。入札参加資格は秋田県建設工事等級格付名簿において、建築一式A級・B級に登録され、主たる営業所を仙北市内に有することとなっておりました。応札業者がなかったことにより、今後、内容等再検討し、再度入札を行う予定であります。 次に、仙北市少子化対策子育て支援プロジェクトチームについてであります。 少子化対策及び子育て支援の総合的かつ効果的な条件整備について調査・研究をする仙北市少子化対策子育て支援プロジェクトチームの坂本座長より、8月30日に少子化対策子育て支援についての報告書をいただきました。 委員10名により昨年11月よりこれまで10回にわたって熱心な議論をいただき、まとめ上げていただいたことに深く感謝を申し上げます。 報告書は、本日、資料として配付をさせていただきましたので、御覧ください。 今後は、議員の皆様、市民の皆様と協議を重ねながら、望ましいあり方を検討していきたいと考えております。 次に、仙北市株式会社北都銀行、株式会社あきた食彩プロデュースの三者による仙北市成長戦略協定の締結についてであります。 昨年度以来、北都銀行から大手企業との協力案件の提案を幾つか受け、双方で情報を蓄積してきました。 北都銀行からは、土石流災害というつらい状況の中にある今日だからこそ、仙北市の産業発展、景気改善につながる取り組みを本格的に始めようという申し入れでありました。 この提案をありがたく受け入れ、近々、仙北市成長戦略協定を締結する準備を進めております。 市では、6次産業化による所得の向上を模索してきたことから、協定の枠組みとして北業銀行、株式会社あきた食彩プロデュースとも共同で事業にあたることを想定しております。市を含めたこの三者で相互の人的・知的資源の高度活用や交流を図り、産業振興に必要と認められる事業に取り組み、市民所得の改善、向上や雇用の拡大を目指します。 なお、協定書の詳細、内容、具体的な事項等については、現在調整中であります。 議会の皆様に申し上げます。 今議会が私の現任期の最後の定例会でありました。人生経験も政治経験も乏しい私が仙北市の市長という重責をどれだけ全うできたか、市民の皆様には日常生活に喜び、または明日への希望を感じていただけたか、市職員にとっては頼れる市長だったか、いろいろな反省が胸の中にあります。 市議会の皆様には、大変にお世話になりました。考えをうまく伝えられなかった場面も多く、御苦労をおかけしたと思います。 既に改選期を迎えておりますが、今後も皆様とともに仙北市の未来を開く議論を交わし、市民の笑顔があふれるまちづくりに参画したい、そのような思いを持ってこれからも全身全霊を傾注したいと思います。 これまでの御指導に改めて深く感謝を申し上げ、閉会のごあいさつといたします。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) これをもちまして平成25年第5回仙北市議会定例会を閉会いたします。                              (午後4時53分) 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成  年  月  日          仙北市議会議長          仙北市議会副議長          仙北市議会議員          仙北市議会議員          仙北市議会議員...